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電圧降下 計算機

電線の電圧降下を素早く高精度に計算します。銅線およびアルミ線、単相回路と三相回路の両方に対応。

計算ツール

電圧降下

良好 (≤3%)

計算結果

電圧降下

0.00V

電圧降下率

0.00%

負荷端電圧

0.00V
* 免責事項: 本計算ツールは教育および概算計画のみを目的として提供されています。電気設備工事や設計の最終決定前に、必ず有資格の電気技術者や内線規程・各規格をご確認ください。

計算機の使い方

  1. 1

    相数の選択

    単相(住宅用の100Vまたは200Vなど)または三相(工場・商業施設用の200Vや400Vなど)を選択します。

  2. 2

    導体材質の選択

    銅またはアルミニウムを選択します。銅は導電率が高く、同じサイズでも電圧降下が少なくなります。

  3. 3

    電源電圧の入力

    電源側の供給電圧(V)を入力します。

  4. 4

    負荷電流の入力

    最大想定負荷電流(A)を入力します。消費電力(W)のみが分かる場合はワット・アンペア変換計算機をご利用ください。

  5. 5

    電線長の入力

    電源から負荷までの片道距離(mまたはft)を入力します。計算式には往復分が既に考慮されています。

  6. 6

    電線サイズの選択

    電線の公称断面積(mm²)を選択すると、計算結果が瞬時に更新されます。

計算公式

1. R = ρ × L / A

R = ρ × L / A
ρ (rho)
0.0175 Ω·mm²/m (Cu) / 0.0282 Ω·mm²/m (Al)
L
電線長
A
電線太さ・断面積 (mm²)

2. 単相

Vd = 2 × I × R

3. 三相

Vd = √3 × I × R

4. 電圧降下率

Drop % = (Vd / V) × 100

計算例

単相 銅線

  • 系統200 V, 20 A, 単相
  • 電線銅, 50 m, 4 mm²
  • 抵抗値0.0175 × 50 / 4 = 0.21875 Ω
  • 電圧降下2 × 20 × 0.21875 = 8.75 V
  • 電圧降下率(8.75 / 200) × 100 = 4.38%
4.38% (一般的な許容基準3%を超過)

電線サイズを 8 mm² に太くすることで電圧降下を抑制できます。

三相 銅線

  • 系統400 V, 50 A, 三相
  • 電線銅, 100 m, 16 mm²
  • 抵抗値0.0175 × 100 / 16 = 0.109375 Ω
  • 電圧降下1.732 × 50 × 0.109375 = 9.47 V
  • 電圧降下率(9.47 / 400) × 100 = 2.37%
2.37% (許容基準3%以内)

この配線距離に対して16 mm²の電線は十分適切です。

銅 (Copper) vs アルミニウム (Aluminium)

Property銅 (Copper)アルミニウム (Aluminium)
20°Cにおける抵抗率0.0175 Ω·mm²/m0.0282 Ω·mm²/m
同サイズでの電圧降下低い高い
同等性能に必要な太さ細い大幅に太くなる
重量とコスト重く高価軽く安価
接続施工標準的酸化防止処理など緩み防止が必要
  • 電線サイズ(太さ)を大きくする

    太い電線は電気抵抗が低いため、電圧降下を大幅に抑えられます。

  • 配線距離を短縮する

    配線ルートを見直し、電源と負荷の間の物理的距離を短くします。

  • 回路を分割する

    負荷を複数の独立した分岐回路に分けることで、1電線あたりの通電電流を下げます。

よくある質問

電圧降下の許容値は何%ですか?
内線規程など一般的な電気設備基準では、幹線および分岐回路を含めて通常2%〜3%以内(長距離配線の場合でも最大5%〜6%以内)に抑えることが推奨されています。
電線の長さは電圧降下にどう影響しますか?
電圧降下は電線の長さに比例して大きくなります。距離が2倍になれば電線全体の抵抗値も2倍になり、電圧降下も2倍になります。
銅線とアルミ線のどちらを選ぶべきですか?
一般配線には導電率が高くコンパクトに配線できる銅線が広く使われます。大容量の長距離幹線などでは軽量で経済的なアルミ線が採用される場合があります。
電圧降下が大きすぎるとどんな問題が起きますか?
照明が暗くなったりちらついたりするほか、モーターの起動トルク不足や過熱、精密電子機器の誤動作や故障の原因になります。
単相の計算式で「2倍」にするのはなぜですか?
電流が往路(行き)と復路(帰り)の2本の電線を通るためです。片道の長さを入力すれば自動で往復の電圧降下が算出されます。
三相回路ではどの電圧を入力すればよいですか?
線間電圧(三相200Vまたは三相400Vなど)を入力してください。電圧降下率は入力された線間電圧に対して計算されます。
電線長は片道ですか、往復ですか?
電源から機器までの「片道の距離」を入力してください。計算式の中に往復の電線抵抗が既に組み込まれています。
温度上昇や力率は考慮されていますか?
本ツールは標準的な20°C時の直流抵抗基準で計算しています。実稼働時(導体温度60°C〜75°C)では抵抗値が上昇するため、最終設計時は各種規定の安全率を考慮してください。